容疑者Xの献身

f0192920_1229251.jpg月に何冊かの文庫本を購入すると、最近ではなかなか読み始めることができない本がある。やはり時間には限りがあるので、致し方ない。ドラマも観たければ、DVDも観たいので、本を読む時間も昔ほど多く取れないのが現実だ。
そんな感じで、なかなか手付かずのまんまの本がいくつかある中で、この間の出張でふとく「直木賞」受賞のこの作品を読んでないことに気がついて、今頃になって読み終えた。

(あらすじ)数学者石神は、思いを秘めた女性が殺人を犯した現場に遭遇し、彼女と彼女の一人娘を救うためにトリックを仕掛ける。 そのトリックは誰も想像し得なかったもので、警察も事件の重要な部分を見抜けぬままだ。 しかし、単独で徐々に真相に近づいて行く湯川は、友人である数学者と刑事の間で気持ちを揺り動かされていた。
ただ、石神は全てを完璧に仕組んでいた。彼の考え付いたトリックは決して破綻しないのだが、湯川によって真実が暴かれそうになると、全てを覆す最大のトリックを仕掛ける。
しかし、それは、彼の純粋な愛を貫くがための行動だと湯川も驚くしかなかった。
...これは、たぶんミステリー小説なんだろう。ただ、その一言で言い表せないドラマがあった。いい作品だ。
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by cc-takec | 2009-09-21 13:07 | 読書
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写真、本、映画、ときどき音楽の三行日記、でも最近はライブの報告ばかり...


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